自転車で膝痛に?改善の経緯と、長く乗り続けるために必要なポイント

来院前の状態とお悩み

30代女性の方が、右膝の痛みで来院されました。

カウンセリングをさせて頂いたところ、以下のような状況でした。

  • 立ち上がる際に右膝に痛み。
  • 両脚のふくらはぎにはむくみ。
  • お仕事はデスクワーク。
  • 週末にはロードバイク(自転車)で、100km走る時もある。
  • 仕事では同じ姿勢が多く、普段はストレッチ等はしていない。
  • 休日は休んでいるか、自転車に乗っているかの極端な生活。
初回来院時

来院時は、慎重に立ち上がらないと膝に痛みが走るような状態でした。

また両脚にむくみがあり、だるさがあるとのことでした。

お身体のチェックをしたところ、骨格と骨盤のゆがみに加え、腰から脚にかけての筋肉が特に硬くなっていました。

そこで初回は、骨盤と背骨のゆがみの調整、および硬くなっている脚の筋肉を緩める施術を中心に、施術を行いました。

施術後は万全ではないものの、膝の痛みと、筋肉の硬さが軽減され、立ち上がりはスムーズに行えるようになりました。

改善までの経緯

2回目以降も同様の施術を行い、回を追うごとに膝の痛みは改善していきました。

初回来院から20日後には、自転車で長距離を走った際にも、膝に多少違和感はあるものの、痛みはほぼなくなっていました。

また、脚のむくみも徐々に改善し、自転車に乗られた直後でなければ、だるさも落ち着いているとのことでした。

初回来院から2ヶ月が過ぎる頃には、自転車に乗られた後の膝の違和感も無くなったと喜んでおられました。

それ以後は同様の症状はなく、自転車に乗る前後のお身体のメンテナンスとして、月に2回程度のペースで来院されています。

自転車に長時間乗った後はしっかりとケアしましょう

自転車に長時間乗る場合、常に膝の曲げ伸ばしの運動をしているため、太ももやふくらはぎ等、様々な脚の筋肉が酷使されています。

そのまま放っておくと、疲労で筋肉が硬くなり、膝周りの痛みや、関節炎等を引き起こすことがあります。

膝の痛みが強かったり、腫れていたりする場合は、お風呂等で温めず、氷等で冷やしてあげることが大切です。

またそうならないためにも、長時間膝を酷使した後は、ストレッチをする等、太ももやふくらはぎ等の脚の筋肉を全体的にケアしてあげることが重要です。

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